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2014年01月06日

「平成26年新春のご挨拶」を追加

株主の皆様へ 平成26年新春のご挨拶

株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のご支援並びにご愛顧を賜りまして厚くお礼を 申し上げます。

年頭にあたり昨年の概況と今年の抱負を申し上げ、株主の皆様のご参考になれば幸甚です。

 

<2013年を振り返って>

当社グループは、一昨年末の政権交代で誕生した安倍政権による経済復興政策の結果、長引いた超円高が解消され、可変抵抗器の海外市場と国内市場における競争力が急速に回復しました。一方で自動車用電装品は日本国内はもとより、中国市場をはじめとする新興国での販売不振などから売上が低迷しましたが、それを補完するように、米国向けの販売が好調であったことや自動車以外の農業機械、建設機械向けなどの製品が堅調に販売できた事に加え、新生産システムの導入により以前に比較して効率の高い生産が実施できる体制が構築出来た事で、製品在庫と部品在庫の削減が可能となった事など生産性向上に向けた最近数年来の努力が実を結びました。その結果グループ全体で2013年第2四半期の連結売上高は37億8千万円とほぼ昨年並でしたが、経常利益は27%増益の3憶9千6百万円となりました。

 

<2014年の抱負>

2014年当社はもう一段上のステージを目指し、業界で一流企業として認められるよう受注販売を増やすことに注力したいと考えています。この目標達成のためのテーマを「営業力の強化」と定め、徹底した業務改革を実行し、受注獲得や市場情報収集と市場開拓活動を行います。この「営業力の強化」を支える製品戦略としては、積極的投資を通じ、市場変化に即応する新事業、新製品の展開を行います。
具体的注力品目としては、従来からの既存製品は当然がなら、特に無線モジュールのワイヤレスエンジン、自動車用非接触センサ、新型ミラーヒータTH-C、昨年から需用が急増した3ミリ型トリマーポテンショメータに注力してまいります。また、海外戦略については自動車生産台数の増加が見込まれる中国国内市場向け電装部品を中心に生産する煙台コスモス電機の稼働率向上、並びに中国ローカル品とのアジア市場での価格競争に勝ち抜くべく、香港東高志での可変抵抗器の全面的設計変更によるコスト競争力強化を行い、最近苦戦が続いていた当社のシェア奪回作業を開始することなどによりグループ収益の増強を図る体制を固めてまいります。
株主の皆様には、一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげまして私の年頭挨拶とさせて頂きます。